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【ちょっとした雑学⑧】水が氷にならないこともある⁉/残り続ける月の足跡

【ちょっとした雑学】

ヒトデの再生能力 / カンブリア紀以前の生物には目がない

水が氷にならないこともある⁉



水は通常0度で凍りますが、実は特別な状況下では氷にならないこともあるんです。


驚くべきことに、非常に純粋な水は、-40度という凍てつくような寒さでも液体のままでいられることがあります。この現象は「過冷却(かれいきゃく)」と呼ばれ、自然界や科学の世界でも非常に興味深い現象の一つです。


過冷却状態の水は、氷になるための「きっかけ」がなく凍ることができないでいるのですが、少しの振動や不純物が加わるだけで、一瞬にして凍りつきます。


まるで魔法のように突然氷へと変わる瞬間は、まさに自然界の不思議なショーを見ているかのようです。


実験でこの瞬間を目の当たりに人たちは、まるで水が時間を超えて凍りつくのを待っていたかのような感覚を味わうそうです!



カメは200歳まで生きる⁉



カメの中には100年以上生きるものが多く、200年以上の寿命を記録した個体もいます。特にガラパゴスゾウガメやアルダブラゾウガメなどの大型種は、長寿で有名です。


その長寿の理由の一つとして、まず代謝の遅さが挙げられます。カメはゆったりとした生活を送り、エネルギーの消費が少ないため、細胞の消耗が少なく済むのです。


また、ゆっくりと成長しながら、生涯にわたり体の組織を再生できる構造を持っていることも、寿命を長く保つ要因となっています。

さらに、カメの免疫システムは非常に優れており、病気にかかりにくい特性もあります。


これらの要因により、多くの哺乳類と異なって、年を重ねても体が大きく衰えることが少ないようです。

科学者たちはこの特徴に注目し、カメの寿命の仕組みを研究することで、人間の老化や健康寿命の延長にもつながるヒントを得ようとしています…


ウサギの歯は一生伸び続ける…



ウサギの歯は一生伸び続けるので、噛むことで自然に削れます。


上下の前歯(切歯)は約1カ月で1センチほど伸びるため、常に何かをかじることで自然に削る必要があるのです。そのため、ウサギは木の枝や葉、野菜などをかじるのが大好きで、噛むことで歯が過剰に伸びすぎないようバランスを保っています。


もし歯が適切に削れないと、過度に伸びてしまい、食事がしづらくなって健康に影響が出ることもあるとか…


ウサギには健康のためにも、噛むものをたくさん与えることが大切なんですね!

野ウサギの最高速度は約70km/h


ヒトデの再生能力



ヒトデは、失った腕を再生する驚異的な能力を持っていますが、実はそれだけではありません。なんと、場合によっては、失われた腕そのものから新しいヒトデが生まれることもあるんです!


つまり、1匹のヒトデが腕を失っても、その腕がまるで「ヒトデの分身」のように成長し、もう1匹のヒトデになってしまうことがあるという、自然界では驚くべきことが起こっています。


この再生能力は、ヒトデにとってまさに「失って得る」という強力なサバイバル戦略なんです。


もし人間にもこうした再生能力があったなら、腕を失うたびに自分の分身が増える、かなり異様な世界となるんでしょうね…


クマの冬眠:約6ヶ月の眠り



冬眠は、クマの生存戦略の一つです。冬になると食べ物が少なくなるため、長い眠りにつき、エネルギー消費を抑える工夫をします。


冬眠中のクマの心拍数は通常の半分以下に減少し、呼吸も1分間に数回程度まで減るため、体全体が「省エネモード」になるのです。

さらに、クマの体温も少しだけ下がりますが、完全に冷え切るわけではなく、少し温かさを保つことで体を凍結から守っています。このわずかな体温低下が、筋肉や臓器を維持するのに役立っているのです。


そのため、約6ヶ月の眠りの後も筋肉が衰えることなく目覚め活動を再開できるという、まさに「眠りの達人」だったのです!



カンブリア紀以前の生物には目がない

〔ディッキンソニア〕


カンブリア紀(約5億4000万年前)以前の時代、特に先カンブリア時代の生物は、視覚を持たずに生きていましたが、驚くべき適応力を持っていました。


約5億4000万年前の海では、触覚や嗅覚など他の感覚が重要な役割をしていました。例えば、触手や体の表面で周囲の動きや振動を感じ取ることで、獲物を見つけたり、捕食者から逃れたりすることができたのです。

カンブリア紀は「生物の大爆発」とも呼ばれるほど、生物が多様化した時代で、様々な形の体を持つ生物が急激に進化しました。


視覚はまだ発達していなかったものの、これらの感覚器官が発達することで、様々な環境で生き抜くための工夫が生まれ、後に目が進化する基盤ができたともいわれています。



このように、視覚がない環境下での生存戦略が、やがて生物界に多彩な進化をもたらすこととなったのです。


残り続ける月の足跡



月の表面には大気がないため、1969年にアポロ11号の宇宙飛行士が残した足跡は、ほぼ完全に保存されているといわれます。


地球では風や雨、その他の自然現象によって、すぐに消えてしまうことが多いですが、月ではそのような影響を受けることがありません。実際、これらの足跡は数千年、さらには数百万年も残り続ける可能性があるのです。

月の表面は微小な隕石が降り注ぐことで、少しずつ削られてはいるのですが、その影響は非常に緩やかといわれるため、この足跡は、将来的に月面探査や人類の宇宙活動の重要な証拠となることでしょう。

月の探索が進む中で、これらの足跡がどのように保存され、どのように未来の世代に語りかけるのか、とても興味深いですよね!



勿論、本当に月面に着陸していたならばの話しなのですが…



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